朝活とは早朝の時間を有意義に使うことで一日を精力的に始めることができるという活動です。早起きは三文の徳、という言葉が昔からあるように、朝の時間を充実させることでたくさんのメリットがあるようです。
でもどんなことをすればいいのか分からない、朝起きるのが苦手、という人もいるかもしれません。メリット、デメリットも含め朝活について掘り下げてみましょう。
一日の時間は24時間と決まっています。それをどう使うかで人生が変わるかもしれません。
この記事の目次
生活のリズムを整える朝活
例えば朝起きて出勤するまでの時間、何をしているでしょうか。顔を洗って着替えをして、朝ご飯もままならないまま家を飛び出るなんてことはないでしょうか。
休みの日と言えば昼頃やっと目が覚める、という生活ではとてもメリハリがあるとは言えません。全てが慌ただしく、追い立てられるような時間の使い方をしていると余計に疲れて夕方にはぐったりということも多くなります。
そこで、おすすめしたいのが朝活です。世界の裕福層やビジネスで成功した人の中には朝の時間をとても上手に使い、充実させている人が多いそうです。
朝活の方法は色々とありますが、朝早く起きるだけで時間に余裕ができて頭もすっきり整理させるという効果が期待できます。
朝活は生活を改善する
朝活は外で仕事を持っている人だけでなく、主婦層にも受け入れらている生活改善術です。子供や家事に追われる1日の前に自分の時間を持つことは心の活力となり、心にゆとりが得られる方法として大きな反響を呼んでいます。
朝活には生活のリズムを整えるというメリットもあります。まず、朝早く起きることを念頭に置いて1日のスケジュールを立てることができるので、必然的に夜寝る時間も早くなり健康的な習慣が身に付きます。
早起きは最初は大変なことと思えますが、慣れてしまえば目覚ましなしでも起きれるようになるはずです。もしも起きれない場合は睡眠時間が不足しているので、もっと早く寝るようにしましょう。
睡眠不足は肥満や生活習慣病にもつながるので、侮ってはいけません。睡眠時間を削ってまで早起きする必要はありませんが、5時に起きるとしても日付が変わる前に就寝すれば十分ではないでしょうか。
夜更かしをしてすることといえば、テレビを見たり無駄にネットサーフィンをするのであれば、あまり有意義とは言えません。逆に早起きをするとテレビやネットに使うのはもったいないと思うのではないでしょうか。
集中して取り組める時間
朝は一日の中でも最も集中力が高い時間といわれています。短時間でも集中力を持って取り組めば続けることで目標としていたことをやり遂げることにもつながります。
夜遅くまで作業を続けることは日中の集中力をそぐ原因にもなりますが、早朝に作業をすることはその後の時間帯でも集中力が持続し、はつらつとした一日に変えることができます。
早起きをしているので、夜は心地よい睡魔によってぐっすりと眠れるようになります。日が昇ったら起き、日が沈んだら眠る、この当たり前の習慣が現代人は乱れがちです。
朝活によって、健康面でも精神面でも良い効果が期待でき、仕事や家事も効率的にこなすことができるとなれば、やらない手はありません。
多くの人がやってよかったと実感する朝活。与えられた時間に何をするかはあなたの自由です。今までやりたかったこと、できなかったことにもう一度チャレンジしてもよいでしょう。続けていくことで、きっと朝起きるのが楽しみになるはずです。
おすすめの朝活
朝活で何をするかに決まりはありません。残った仕事を深夜ではなく朝起きてするというのも立派な朝活ですし、優雅な朝ご飯を食べるというのもよいでしょう。
掃除をする
主婦には特におすすめの方法として、多くの人にも実践されているのが掃除です。朝起きてトイレ掃除、洗濯、床掃除、窓ふきなど日中に行っていた掃除を朝まとめてしてしまいます。
家族がまた寝ているうちに済ますことで誰にも邪魔されずに短時間でこなせるだけでなく、忙しかったはずのお昼にも余裕ができるので子供とゆっくり遊んだり、お茶を楽しむ時間も生まれてきます。
いつも家事に追われて子供についガミガミ怒ってしまうという主婦にも受けています。
新聞を読む
自分ひとりの時間を楽しみたいなら、新聞を読んでみてはいかがでしょうか。世界は休むことなく様々な事件や出来事が起こっています。
朝起きてからまず世界中のニュースを見聞きするというのも世界情勢や経済を把握するのに最適です。ビジネスマンやキャリアアップを目指したい若い世代にもおすすめの朝活方法です。
美容に使う
美を追求する女性には朝の時間を徹底的に活用するというのもアイデアです。ゆっくりとバスタイムを味わったり、マッサージやエクササイズ、ヘルシーな朝食を満喫したりメイクアップも入念に行うなどやることはたくさんあります。
心に余裕がある人は立ち居振る舞いにも優雅さがでてきます。いつもカツカツで切羽詰まった人とは一線を画す上質の時間を持って周りに差をつけましょう。
ダイエットにも朝活を導入するとうまくいきやすくなります。夜食べると太る、というのは逆に言えば朝食べても比較的に太りにくいと言えるかもしれません。朝ご飯をしっかり食べてエクササイズをすれば肥満や便秘も解消します。
もちろん、夜は控えめに食べて早く寝るのがルールです。朝活を継続するコツは、朝の時間を楽しみにできるか否かにかかっています。勉強や運動でも好きなことであればきっと続けることができます。
やりたかったことを思い出してみる
誰にでもひとつやふたつは、できたらいいな、やってみたいな、と思うことがあるはずです。朝活で自由な時間が生まれたらぜひ長年の夢に挑戦してみてください。
英会話や資格取得のための勉強、趣味を極めたり、ヨガやランニング、まとまった時間が必要なものでも毎朝取り組むことができるのでしっかりと身に付きます。
英会話教室の中には朝活を見込んだ早朝レッスンなどを行っている場合があるので、通勤途中に英語を習うのも難しいことではありません。
習慣として行うために
朝起きてまず何をするのか計画を立ててルーチンにしてしまうのが効率アップの秘訣です。朝せっかく早く起きてもぼーっとしてしまっては意味がありません。
1日は限られた時間しか与えられていないのは成功者もそうでない人も一緒です。それをどう使うかが大きな分かれ道になるので、本気を出して朝を有効活用してみてはいかがでしょうか。
朝は頭を使うことでも体を使うことでも、良い刺激になり体は本格的に目覚めます。仕事を始めるころにはやる気もアップして普段よりもテキパキ動けることを実感するはずです。
まとめ
朝起きるといいことばかりのような気がしますが、仕事の関係でどうしても夜遅くまで眠ることができないという人もいるかもしれません。どんな健康法や生活改善術でも無理をして行えば逆効果になってしまいます。
それでも朝起きるということはお金もかからず年齢も関係なくできるもの。子供も朝宿題をしたり、おじいちゃんも早朝散歩をしたりすれば一日を元気に過ごすことができるはずです。
まずは30分、いつもより早く起きてみてはいかがでしょうか。