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健康

何日も続くと危険!?便秘による腹痛の症状と解消方法

投稿日:2017年4月25日

本当は怖い便秘

「便秘」とは腸の中に大便がたまり、排出されない状態をいいます。

特に女性であれば必ずといっていいほど経験済みですよね。しかし、便秘であるのが通常であるために2、3日の便秘なら薬も飲まず病院にもいかず放置しているという方はたくさんいらっしゃると思いますが、それが大変危険な行為であることを知っているべきです。

便秘の死亡例

便秘の危険性、便秘による死亡例をご存知でしょうか。イギリスでも日本でも便秘が原因で死亡した女性達がいるのです。その内の一人は腸内で大便が溜まりすぎたことによる腸閉塞が死亡原因で、もう一人は便秘により大量に発生したガスに胸を圧迫されての心臓麻痺が死亡原因だそうです。

21歳の女性は便秘が酷かったために、市販の薬は飲んでいましたが病院へは行っていませんでした。人間の体は楽なほうへと流される傾向があるので、市販薬で無理やり便を排出することをずっと続けていたために、腸が自分で運動しなくなったのです。

死亡したとき、彼女の腸には6.8キロもの便があり、腸内では水分が全くなくコンクリートのようになっていました。本来の元気な腸なら、排便は一日に2、3回あるものです。

つまり食事を取るたびに腸が動き、トイレにいって排出する。その繰り返しで体は正常に働いていくのです。一日に三食たべているのに二日排便をしていないとなれば、それで十分便秘と呼べます。

便秘の症状

最低でも一日一回は排出せねばなりません。便が滞る、便秘によって体に出る症状はたくさんありますが、一番辛いのは腹痛でしょう。人によっては一日の便秘でお腹に激痛が走る人もいます。

放置するに従って肩凝りや腰痛、頭痛も出てきます。そして溜まったガスによる満腹感。老廃物が体の外へ排出されていないので、体の中は綺麗な循環が出来ません。

その結果血もどろどろになり、肌には吹き出物が出来ます。全身がだるくなるので思考も暗くなり、姿勢も悪くなってきます。激痛などが起これば人は病院にいきますが、腸の働きが悪く便秘がいつものことになってしまっている人は、さして苦しむ症状も出ないのでどうしても放置してしまいがちです。

ですが、それは大変危険なのですぐに行動を起こす習慣をもちましょう。食べたものはすぐに排泄をする、そう意識してみるだけでも全然違ってくるのです。生きていくために必要な行為なので、その気になれば便秘は食生活や行動によって劇的に改善するのです。

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便秘の原因と仕組み

トイレに長時間

便秘とは、腸の中に老廃物である便が溜まった状態をいい、腸内に長い間溜まった便のことを宿便と呼びます。

そもそもどうやって便は作られるかというと、口から食べた物は胃と小腸で消化され、どろどろになって大腸へと回されます。そこでゆっくりと水分が吸収されて固形化し、肛門へと運ばれていくのです。

しかしここで自律神経の働きが大きく作用し、なかなか肛門へと送られない便が出てきます。その内に更に水分は吸収され、便は硬く小さくなっていきます。それが腸にどんどん溜まっていくことが便秘というのですね。

口に物が入ると自律神経の命令で胃腸が働きだすのですが、自律神経がうまく働かないときがあるのはどうしてでしょうか。

自律神経の動きが悪くなる原因

それは、大きくわけて5つの原因があります。

まずは睡眠不足やストレスなどの生活習慣の乱れです。そして偏った食生活や、暴食暴飲。長時間座りっぱなしの状態や不自然な姿勢。冷え症やねじれ腸、アトピーなどの元々の体質によるもの。妊娠などによるホルモンバランスの変化、です。

元からの体質や妊娠によるものはとりあえず置いておいて、そのほかは現代社会ならではものばかりですね。

冷え症の女性が事務職で一日座りっぱなし、繁忙期で仕事がたまり、心身共にくたくたという状態では、便秘にならないほうがおかしいと言えます。

すでに慢性化している人は、いますぐに便秘解消にむけた行動を起こす必要があります。慢性化すると体も慣れて異常を感じなくなってきますから、便秘はどんどん悪化し、その内死亡する危険性まで出てくるのです。

便秘薬で改善可能か

便秘は基本的には便秘薬では改善されることはありません。市販の便秘薬による排出行為は一時的なショック療法ですから、もっと根本から変える必要があるのです。

長い間薬に頼りきりになってしまうと依存状態になり、腸は自分では運動しなくなります。そうなってしまうと改善するのは大変ですから、便秘になったら薬を飲めばいいんでしょ、という考え方はすぐに捨ててください。

旅行中などの一時的に体が緊張状態にある時などに服用して助けてもらうという程度にすべきで、日常的に使ってはいけません。

便秘は根本から取り組めば、必ず改善し、心身共に健康になることが出来ます。まずは自分の生活から見直してみましょう。とりあえず今の宿便を何とかしたいという方は、便秘外来もありますから相談にいくことをすすめます。一度腸をすっきりさせて、それから日常生活の行動を見直しましょう。

便秘の解消方法

健康的なお腹を目指す

では具体的に、便秘をどうやって解消するかです。まずは自分が便秘になる原因を正しく判断しなくてはなりません。

冷え症なのか、ストレスが溜まった挙句暴食暴飲をしているのか、体質なのか、などです。ねじれ腸やアトピーなどの元の体質は病院と相談も必要ですが、冷え症は自分で改善することが出来ます。

冷え性を改善してみる

人間は末端から冷えますから、下半身、特に足をしっかり温めるようにしましょう。

お風呂はシャワーですませずに必ず湯船につかり、その際、半身浴をしてじっくりと下半身を温めます。

靴下をはいて、眠る前には足のマッサージなどもするようにします。そして体を温めるものを積極的に食べるようにしましょう。ショウガなど薬味は使いやすいです。そして体を冷やす飲み物はやめましょう。ビールなどは体を冷やします。

運動をしてみる

適度な運動は生活にはりをもたらすだけでなく、日常生活のストレスを発散させてくれ、腸も動きますのでおすすめです。

朝や晩に一駅分は歩くようにする、出来るだけ階段を使うようにする、そういう行為を繰り返すだけで、下半身も強化されるので全身が健康になってきます。

食べ物を変えてみる

一番は食べ物です。体の中から改善するのは食べ物を管理することが大切です。

便秘にいいのは酵素ですから、お勧めは生の大根や人参を毎回の食事に取り入れることです。熱を通すと酵素が壊れてしまいますので、野菜スティックなどにして生で食べましょう。

きのこ類も腸を掃除してくれる食べ物として有名ですね。しめじなどを常備して、色んな料理に使って下さい。

とにかく水を飲む

多忙すぎて食生活改善にさく時間も気力もない、という方にはこれだけはして欲しいものが、水分補給です。

腸の中で便がカチカチになりすぎると、出るものも出ません。夜寝る前や朝起きた最初に、常温もしくは温かいお湯を飲んでください。朝最初に白湯を飲むことで、内蔵が起きて働き出します。

腸も同じ。刺激となって運動を始めるのです。

デトックスを試してみる

そして、貧血の方にはおすすめしませんが、そうでない方にはこんな荒療治もおすすめです。それは断食。ちゃんとした断食は指導のもとでやらないと危険ですが、プチ断食ならいつでも可能です。

一日、夜ご飯を抜いてみてください。溜まりすぎた便を出すために、上から物をいれない方法です。現代人は食べすぎとも言われますから、一日二食に減らしてみることで体が元気になることがあるのです。

気になったらきちんと調べて実行してみてください。

まとめ

便秘の方は死亡例や症状を見るとゾッとしたかもしれません。いつものことだからと思っていると、ちょっとした体調の変化や食生活の変化によって危険性は高まり、大きな事態になることも無いとはいえません。

日頃からの体に対する意識を、少しだけでも持つようにすることで体調の改善ができると思います。便秘に悩んでいるという人は是非、ご紹介した解消法を試してみて下さい。

それでも駄目なら、ためらわずに病院に行くことです。きっと、病院の方が親身になって改善の相談にのってくれるでしょう。

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