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体の毛が抜けたり生えたりする周期はどのくらいなのか

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毛が生える周期

私たちの体には全身毛が生えていると言っても過言ではないほど、いたるところに生えており、これらの毛は同じ毛がずっと生えているわけではなく、生え変わる周期というものもあります。

処理をする場合は、その周期に合わせて処理をすると効率よく行うことができる、というメリットもあります。定期的に処理を行う人はぜひ参考にしてみてください。

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毛が生える周期

ムダ毛処理をする女性

私たちの体に生えている体毛はいつも同じように生えているように見えますが、実は生えては抜ける、というサイクルが繰り返し行われているのです。このように毛が生え変わるサイクルのことを「ヘアサイクル」と呼びます。

具体的な周期の段階

毛が作られて抜けるまでのヘアサイクルには段階があり、成長期、退行期、休止期、の3つの過程を経ているのです。まずは成長期から見ていきましょう。

成長期に体毛が発生するのは毛母細胞(毛を作る細胞)の分裂が起こるためです。この分裂が起こると血管からどんどん栄養を吸収しながら成長していき、やがて皮膚の表面に顔を出すようになるのです。毛が生まれてから育つ、このような時期を成長期と言います。

成長期が終わると次は退行期です。毛母細胞の分裂が緩やかになると、体毛と毛乳頭(毛根の先端部分)のつながりが弱くなります。そうなれば自然と毛が抜けやすい状態になるのです。この時期を退行期と言います。

そして最後は休止期です。休止期に入るとすぐに体毛が自然に抜け落ちます。このとき毛穴には全く毛がない状態です。この休止期が終わると再度成長期に入ることになります。このサイクルが繰り返されることで、常に体毛が存在するようになっています。

サロンなどで脱毛を行うポイントとしては成長期に施術を行うことです。生まれてくる毛に施術することでより効率よく脱毛することが可能になります。

周期は部位によって違う

休止期から成長期に移り変わるスピードは体の部位によって様々です。髪の毛・脇毛・ビキニラインの毛は一度抜けると、約4ヶ月で生まれ変わるといわれていますが、まつげや眉毛は約2ヶ月といわれています。

ただし、これらは一度抜けたときの話です。毛が成長して伸びる速さは別であり、それもまた部位によって異なります。特に伸びるのが速いといわれているのは、髪の毛もそうですが、脇毛も同様に速いです。

脇毛はムダ毛処理には欠かせない部位として挙げられますが、処理した翌日には既にチクチクする感じを経験したことはないでしょうか。それもそのはず、脇は1日で約0.3ミリも成長しているのです。

また、ビキニラインのムダ毛も生えるのが早い部位の1つです。脇よりは成長が遅いですが、ビキニラインのムダ毛は1日に約0.2ミリ成長します。この部分の処理頻度が高くなるのもこのためなのです。

一方、腕や脚は前者に比べて生えてくるまでにかなり長い期間を要します。これは、腕や脚は退行期から休止期にかけてかかる時間が長いことが理由になります。

その生え変わり期間は、皮膚に毛が顔を出してから完全に抜け落ちるまでに約半年もかかるといわれています。成長するスピードが遅い分、施術による脱毛を行うのも難しいかもしれませんが、ゆっくりきれいにしていきたいものです。

このように部位によって生え変わり期間に大きく差が見られるので、脱毛する頻度も部位ごとに変えるようにしましょう。

毛が生えてくる理由と仕組み

髭剃りをする男性

体毛は全身に生えており、生え変わりのヘアサイクルを何度も繰り返しています。部位によっては脱毛で処理することも多いでしょう。ムダ毛を完全になくしてしまう永久脱毛という方法もあるくらいです。では、そもそもなぜ毛が生えてくるのでしょうか。

毛が生えてくる理由

実はムダ毛は体にとって非常に重要な役割を果たすために生まれてくるのです。ムダ毛が生えてくる1番の理由は人間も動物も同じ、体の防衛のためです。特に毛が多い部位として考えられるのが頭部と陰部ではないでしょうか。

これは体の急所として大切な部位に当たるからです。生きるために大切な部分といえば心臓もそうですが、心臓は毛に覆わせていませんが、その代わりに肋骨などの更に丈夫な骨でしっかりと守られているのです。

また、ムダ毛の役割として体の温度調節、異物の侵入を防ぐということがあります。その代表的な例としては鼻毛です。鼻毛がなくては、花粉やほこりが簡単に侵入してしまうことでしょう。

このように体を直接的に守る働きの他に、感度を高めるという役割もしています。例えばまつ毛はどうでしょうか。

目の前に危険がせまっていたときに、まぶたという皮膚で感じる前に体毛であるまつ毛で感じとることが可能だということです。危険を早く察知するとより避けられる確率も高くなるというメリットがあります。

このようにムダ毛には、体を守るために多くの役割を果たしているのです。

発毛に必要な細胞

発毛のことを知るに当たって覚えておきたいのが、毛乳頭と毛母細胞です。毛母細胞は先ほども出てきましたが、体毛を生み出すにあたって欠かせない細胞の1つです。

毛母細胞が何かの影響でダメージを受けると毛が生えてこなくなったり、頭部の場合は脱毛症というような様々な問題が出てきます。

毛根の先端である毛乳頭と毛母細胞は密接につながっており、互いに連携しながら体毛を発毛、そして成長させているのです。

毛が生えてくる仕組み

毛は成長期に生えてくるとお伝えしましたが、どのように生えてくるのか、その仕組みについて見ていきましょう。

発毛の仕組みは、まず毛乳頭から必要な栄養を毛母細胞に送り、体毛の発生、成長に有効な役割をするようになることから始まります。

そして毛乳頭に体毛の根っこになる部分が生えてくるのです。この部分は毛球と呼ばれる部分です。毛が生える仕組みはまさに木と同じで、根っこの部分がしっかりしていないと もろく、すぐに抜けてしまいます。

これから毛が成長していくのは毛球からとなりますが、毛穴に埋まっているのは毛球だけではありません。強く抜けにくい毛に成長するために、毛球は少し深い位置にあり、毛球より少し上の部分も毛穴にしっかり埋められています。

この毛球とその上部、毛穴に埋まっている部分がまとめて毛根と呼ばれています。つまり毛根で体毛1本が簡単に抜け落ちないように支えられているというわけなのです。

そして表面に出てきていつも私たちが見ている部分が毛幹です。このように1本の体毛は毛根と毛幹から成り立ち、それが無数にある状態で体を守る役割を果たしているのです。

まとめ

見た目が美しくないという理由で多くの人がムダ毛として処理をする体毛ですが、実は役割があって生えてきているものなのです。

しかし、身を守るために生えてきているという理由であれば、人間は毛以外にも様々な身を守る方法を持っていますので、特に気にする必要はないように思います。

ただし、脱毛をするということはヘアサイクルを不自然に変えるということでもありますので、処理をする場合は肌や毛穴のケアも忘れずに行うことが大切だといえるでしょう。

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