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食べ物

食べられる金箔は体の中で消化される?栄養はあるの?

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金箔は体に良い?

金箔はお酒、コーヒー、ケーキ、黒豆などに添えたり、ゼリーやようかん、スープにも入れられることがあります。しかしこの金箔は金属であり、食べた後は体内で消化されるのか、また、栄養はあるのかといったことを気にしたことはないでしょうか。

普通は金属そのものを食べることはありませんから、体に悪いのではないかといった疑問が生じるのも当然です。しかし、金は微量なら食用としても可能で、食品添加物として食品衛生法でも認められているのです。

食用の金と工芸用の金との違いなど、気になる安全性についても考えてみましょう。

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金箔は消化できるか・栄養はあるか

金箔の消化

結論から先に言ってしまうと、金箔を食べても栄養になるわけでもなく、そのまま体外に排出されます。

金箔は金を薄くのばしたもので、最終的には約0.0001ミリという薄さになります。食用の金箔には銀が わずかに含まれていて純金ではありませんが、金も銀も金属として溶けることや、消化液などに反応することもない金属です。

また、唾液の酸でも食べ物に含まれる酸でも変化しないため、歯の詰め物などにも使われています。

金箔の栄養と効果

栄養はありませんが、中国では不老長寿の薬として利用されてきた習慣があります。金がマイナスイオンをだしてくれるので新陳代謝が高まるといった説もあるほどです。

金は電子を放出して微弱電流を発生していますが、生体内での微弱電流と似た働きをしているため、加齢で低下した体内の微弱電流を刺激し、肌の細胞を活性化させるといわれています。

そのため肌のバリア機能を向上させたり、痛みを緩和したり、細胞の修復をしたり、殺菌効果を高めたりするとして、中国では薬として使われてきたようです。

金箔の美容効果

金箔の美容効果

他にも金箔はコラーゲンやエラスチンを生成させて、肌荒れやアレルギーを予防して、肌のハリと潤いを保つ効果があるといわれています。

金は酸化しないため高い抗酸化作用が期待でき、体内に取り入れても無害なので、健康や美容に高い効果をもたらすと信じられてきたのです。

金箔はそのまま排出されてしまいますが、体内にあるうちは半永久的にマイナスイオンの効果や、抗酸化作用の効果が期待できると言われています。

実際に美容整形手術でも肌に金の糸を縫いつけるという美容方法があり、メスを使うことなくアンチエイジング対策ができる方法として知られています。

食用の金箔の使用例

金箔は無味無臭であるため、手軽に料理の飾りとして使われます。料理に添えるだけで華やかさが演出できるため、お祝い事などに用いられることが多いです。また、お酒や漢方薬と一緒に微量を飲む用にすれば、美味しく贅沢な味を満喫できます。

金属アレルギーの方は心配かもしれませんが、不純物をほとんど含んでいないので、アレルゲンとなる可能性は低いといえますが、事前に一度、医師に相談しておくと安心できるかもしれません。

金箔入りの食品は上品さや高級感を感じさせてくれますので、たまの贅沢に利用すると良いでしょう。

ただし、体内で消化されずに体外に排出されるという点では食物繊維と同じです。大量に摂取すれば消化不良になりますので、過剰摂取には注意してください。

金箔の工業用と食用の違い

工業用の金箔

工業用として使われる金箔は食用の金箔とは違い、銅が配合されているのが特徴です。金以外の金属を使うのは、微量の銀と銅を混ぜることで延ばしやすくなるからだといわれています。

工業用の金箔は、銀や銅の配合割合によって金の色みに変化をつけることができますが、銅はアレルギーや炎症を引き起こすことが知られているため、食用には用いられていないようです。

食用の金箔

食用の金箔は中毒が出ないように配慮され、不純物を取り除いた純度の高いものを利用していますから安全です。

金箔の全国生産90パーセント以上を占める石川県の金沢市ではソフトクリーム、カステラ、インスタントコーヒー、ケーキなどのトッピングとして販売されていたり、金箔そのものが瓶入りで購入できたりします。

日本酒に金箔が入ったものはお歳暮やお正月の贈り物におすすめです。お正月の黒豆にふりかければ贅沢で豪華な一品に変わります。栄養はありませんが、目を楽しませてくれて気分を高めてくれます。

また、食用の金箔は、ふりかけ、ペン、スプレー、シートなどの、料理に使いやすいような形で販売されていますので、自宅でつくった料理のデコレーションとして楽しむことも可能です。

安全性が高く、食用としても用いることができる金箔ですが、やはり金属であることに変わりはないので、大量に摂取しないように気を付ける必要がありそうです。

まとめ

金箔は見た目の美しさと優雅さを演出してくれます。食用の金箔は通販でも気軽に購入できますので、お祝い事の料理をつくる際に少し入れてみると、ちょっとした驚きがあって良いかもしれません。

美容効果も期待でき、なんとクレオパトラが美容に使っていたという伝説も残っているほどです。そのことからも分かる通り、金は歴史のある金属でもあります。

古代中国でも妙薬として使われていましたし、現在でも医療品として用いられることがあります。このように、金箔は ありがたみや神々しさを感じることができる数少ない金属といえるでしょう。

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