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健康

足がだるくて眠れない人は「むずむず脚症候群」かも?

投稿日:2017年5月23日

むずむず脚症候群とは?

夜、布団に入って眠ろうとしても、足のだるさや不快感を感じて眠れないことはありませんか。足の違和感を気にしだすと、更に眠れなくなってしまうこともあります。

このような症状がある人は「むずむず脚症候群」を疑ってください。変な名前の病気ですが、意外と同じような症状で悩んでいる人はたくさんいます。

たいしたことはないと思ってそのまま放置してしまうかもしれませんが、不眠につながりますので、早めの対処をするに越したことはないでしょう。

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むずむず脚症候群とは

足がだるい

むずむず脚症候群の症状

むずむず脚症候群の症状は、その名の通り足に違和感があり、かゆさや痛み、ほてる、虫が這うなどいろいろな表現がされています。

足の表面ではなく奥の方で感じ、じっとすることができなくて、ついつい足を動かしてしまうでしょう。足を動かすと症状が治まることが多いので、そのまま放置してしまう人も少なくありません。

多くの場合は、夕方から夜に発症すると言われていますが、中には昼間に症状が現れることもあります。電車の中でじっとしていられない、大事な会議なのに足を動かさずにはいられないなど日常生活に支障が出る場合もあります。

むずむず脚症候群の原因

むずむず脚症候群の原因ですが、いくつか考えられます。一つは、脳内の神経伝達物質であるドーパミンの影響です。脳内ホルモンの一つで、何らかの理由でドーパミンの神経経路に問題が起こったためにむずむず脚症候群を発症します。

また、女性に多いと言われている貧血も関係している可能性があります。鉄が欠乏すると、ドーパミンを脳内で作り出すために鉄分が必要となるので、ドーパミンの合成がうまくいかなくなります。

鉄分が不足していると自覚している人は特に意識し、鉄分が不足しないように日ごろから気を付けていないと、足に違和感を感じるかもしれません。

家族の中に、むずむず脚症候群を発症している人はいるでしょうか。実は、遺伝すると言われています。

家族の中にむずむず脚症候群の人がいると約60%の割合で発症すると考えられています。はっきりとした原因がわかっていない特発性の場合は、この3つが大きいな要素と考えられます。

その他の考えられる要因

特発性ではない場合もあります。何らかの病気を患っており、むずむず脚症候群の症状が出ることも珍しくはありません。鉄欠乏性貧血や慢性腎不全の人に多いです。また、パーキンソン病や関節リウマチ、意外なことに妊婦も患うことがあります。

ビタミンBや葉酸が不足しても、むずむず脚症候群になりやすいです。他にも、抗うつ薬や抗ヒスタミン薬などで治療中の人にも見られます。

これらとは無縁の人も、カフェインやニコチン、アルコールによって引き起こされることもあるので、誰にでも起こり得ると言っても良いでしょう。

コーヒーやカフェインが入っているお茶をよく飲む人やヘビースモーカー、毎日のように大量のお酒を飲む人は要注意です。薬を服用することで引き起こされることもあるため、病気を治療中でも足に違和感が出ることがあるかもしれません。

むずむず脚症候群の解消法

生活習慣や運動で改善

まずは病院に行くのが安心

もしも、自分がむずむず脚症候群ではないかと思われる症状が出た場合、自分で対処してみましょう。足を動かすようにするとすぐに症状が治まることも多いです。

ただし、病気が潜んでいる可能性もありますから、長引くようであれば一度、専門医に診てもらったほうが良いでしょう。ただ、どこの科を受診すべきか迷ってしまうかもしれません。その時は睡眠の専門医に診てもらってください。

睡眠の専門医は睡眠外来が一番わかりやすいでしょう。睡眠障害を扱っている科であれば、睡眠外来が無くても構いません。神経内科や精神科を受診してみてください。

また、病気が原因の場合もあるため、すでに治療中の人は主治医に相談しましょう。

生活改善で解消する

意外と日ごろの習慣を見直すだけでもむずむず脚症候群は改善されます。だから、できることから始めてみると良いでしょう。むずむず脚症候群だと診断された場合は、薬を服用する治療もありますが、生活習慣についての指導もあるかもしれません。

カフェインやニコチン、アルコールが関係している可能性もあるため、これらはなるべく控えてください。カフェインは鉄分の吸収を阻害するので、特に控えたほうが良いでしょう。

鉄分が不足していると感じているならば、特に注意したほうが良さそうです。日ごろから鉄分を補給することを心がけましょう。特に女性は、鉄が欠乏する人は多いです。

鉄分を食べ物から補給することが望ましいですが、サプリメントも活用すると手軽で良いかもしれません。ダイエット中の人も、鉄分は不足しないように気をつけましょう。

食事制限すると鉄分が不足しやすくなりますが、鉄分だけの補給してもあまり改善されない可能性もあります。それは鉄分だけでは脳内のドーパミンは合成されないからです。

合成には鉄分だけではなく、たんぱく質やビタミンBも必要です。これらを意識して、バランスの良い食事を毎日心がけるようにしてください。

むずむず脚症候群を改善する運動や工夫

過度な運動はかえって症状を悪化させる恐れはありますが、適度な運動であれば症状を改善できます。簡単にできる運動なら長く続けやすいでしょう。

運動が苦手な人に多い症状ですが、ウォーキングなどを取り入れてむずむず脚症候群を改善するようにしましょう。

また、マッサージも効果的です。就寝時に症状が出ることがあるため、就寝前に適度な運動やマッサージをしてみてください。症状が出にくくなるはずです。

女性の多くはハイヒールなどの窮屈な靴を履く方も多いでしょう。これらもあまり良いことではありません。足の血流が悪くなるからです。

状況にもよりますが、できるならば窮屈な靴ではなくスニーカーなどの足の血流を悪くしない靴を履くようにしてください。仕事などで必要な時は仕方がありませんが、そうではない時はなるべく足を楽にできる靴を選びましょう。

睡眠の環境を整える

睡眠環境を改善する必要もあるかもしれません。むずむず脚症候群を患う人の中には、布団の中で横になった時に発症するために、何度も夜中に目が覚めてしまうこともあります。

睡眠障害を引き起こすとも言われているため、睡眠の質を上げることも必要です。生活習慣を改善して、睡眠に良い生活のリズムを作りましょう。寝室も快適に眠れるように工夫したほうが良いかもしれません。

これらを行うとむずむず脚症候群で悩まなくて済むようになるでしょう。まだまだ原因が解明されておらず、薬での治療などが行われていますが、自分でできることはやっておいたほうが良いです。

しかし、どの改善も決して難しいことではないでしょう。運動が苦手な人や鉄分が不足しがちな女性に多くみられるため、適度な運動と食事療法が特に重要です。

生活改善はむずむず脚症候群に限らず、健康面で様々な良い影響をもたらします。運動が苦手な人も続けらる運動で構わないので、コツコツと続けてみましょう。

まとめ

むずむず脚症候群で悩んでいる人はとても多いです。しかし、自分でできる解消法も多く、基本的には日常生活を規則正しく改善することです。

病気が原因の人は日常生活を変えるだけでは難しいですので、主治医と二人三脚で治療するようにしてください。また日常生活を改善しても、なかなか治らないという人も治療での改善が期待できます。

不快な症状で日常生活にも影響が出る可能性がありますので、決して軽くみないでください。足を動かせば治まっても根本的な解決というわけにはなりませんので、不健康な日常生活などの原因を解決して、快適な生活を取り戻しましょう。

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