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人間関係

会話が続かない時はどうすべき?上手な会話の続け方

投稿日:2017年4月24日

会話が続かない人

社会生活の中では、人との関わりがとても重要です。仕事で取引先の人と、先輩後輩と、最近では「ママ友」といった言葉もよく耳にするようになりました。そんな時、だれもが上手に会話が出来れば問題ないのですが、中には人と話すのが苦手という人もいます。1番困るのは、会話が続かず「次は何を話そう」「どんな話題をふろうか」と考えなければいけない時です。

今回は、会話が続かなくなる4つの原因と、なかなか会話が続かない人と会話を続けるための4つのステップをご紹介します。

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あなたもやっていませんか?会話が続かない原因とは?

話しにくい人

なんだか誰と話していても会話が続かないということはありませんか?もしかすると、その原因は自分にあるのかもしれません。もう一度日頃の自分の会話を見直してみましょう。

何を話しかけられても常に同調してしまう

会話が続かなくなる原因の1つは、どんな話にもとにかく同調してしまう、いわば「イエスマン」になっているということです。

あなたが話をしている相手が、どんなことにも「そうだね」「分かる、分かる」を繰り返したらどうでしょうか?「この人本当にそう思っているのかな?」「わたしの話を聞き流しているだけなのでは?」と思うのではないでしょうか?心の中にあることは、気づかないうちに話し方や表情に表れるものです。苦手な相手だからと適当に同調ばかりをしていると、相手もそれに気づいて話を続けたくなくなってしまうかもしれません。

相手を否定して自分のことばかり話す

相手の話にいつも同調ばかりしてしまうのも問題ですが、逆に相手の話すことをいつも否定して「そうなの?わたしは~だけど」「わたしなら~」と自分を基準に物事を判断したり、自分中心に発言したりするのも会話が続かなくなる要因の1つです。そうすると、相手は「この人は自分のことを分かってくれない」と話すのをやめてしまうかもしれません。

自分の考えを話すことは悪いことではありませんが、相手の立場に立って相手の気持ちを理解しようと努力するのも大切です。

感情移入ができず、リアクションが薄い

感情移入とは、簡単に言えば相手の気持ちを汲み取ることです。

だれにだって褒めてほしいと思うことがあるものです。あなたもだれかに褒めてもらいたくて「わたし~だったの!」と話したことはありませんか?でもそれに対して「へ~」とか「そうだったんだ」と言われたらどうですか?「認めてもらえなかった」と悲しい気持ちになるかもしれません。嬉しいことがあっても「この人に話しても無駄だ」と思うでしょう。

逆に悲しいことがあった時に、リアクションが薄かったり、やけにポジティブなことばかりを言われたりするとどうでしょうか?やはり、「この人は私の気持ちなんて分かってくれない」と思うでしょう。

相手が求めているのはどんなリアクションなのか考えてみてください。相手が喜んでいるときは一緒に喜んであげましょう。相手につらいことがあった時は「つらかったね」と悲しい気持ちを共有します。そうすると、相手ももっとそのことについて話してくれるので自然と会話が続きます。

相手の反応を気にしていない

自分があまり興味のない話や不快な話を永遠と続けられたらどうでしょうか?聞きたくないのはもちろんのこと、コメントにも困るはずです。もしあなたが同じことをしているのであれば、相手も会話しにくく思っているかもしれません。

自分が話し手になっている場合でも、相手の表情や反応をよく観察しましょう。相手が自分の話に興味を持っているかどうかが分かるはずです。もし、興味を持っていないようであれば、上手に話を切り替えてください。会話を盛り上げるには、お互いが興味のある話題を探すのが1番です。

話を膨らませようとしない

話が続かない他の原因として、話を膨らませようとしないという点があります。例えば、相手が「おいしいパスタのお店を見つけた」と話をふってきた時に、「そうなんだ」とか「ふ~ん」と返すだけでは、そこで完全に話がストップしてしまいます。相手もそれ以上話したいとは思わないはずです。逆に、そのお店がどこにあるのか、お店の雰囲気はどうだったか、何がおいしかったのかなどと質問してあげれば、会話がどんどん広がっていきます。

相手が話をふってきたら、その話を広げていきましょう。相手が話のボールを投げてきたら、きちんとそれをつかんでボールを投げ返してあげます。これぞ会話のキャッチボールです!

会話を続けるための4つのステップ

会話の仕方を考える

ここまで、主にこちら側に会話が続かなくなる原因がある場合について考えましたが、相手が話すのが苦手な人の場合はどうしたら良いでしょうか。これからそんな人と会話を続けるための4つのステップをご紹介します。

1.質問を投げかける

相手が話すのが苦手な場合、相手から話をふってくる可能性は低いです。こちらから質問して、相手のことを知るようにしましょう。「週末は何をした?」「今日の夕飯は何にする?」、そんなたわい無い質問で大丈夫です。こちら側から会話のキャッチボールをスタートさせましょう。

2.相手の話をよく聞く

質問したら、相手の答えをよく聞いてあげましょう。もしかすると、次に会話を続けるためのヒントがたくさん眠っているかもしれません。自分との共通点を探すと次の会話につなげやすくなる可能性があります。

話を聞いている間も、相槌をうったり、微笑んだりするのを忘れないでください。ごく些細なことに思えますが、ちょっとした表情や仕草で、関心があるかないかが相手にも伝わります。

こちらが話をよく聞いてあげると、相手もこちらの話を聞こうという気持ちになるでしょう。

3.リアクションする

相手の話を聞いたら、ふさわしいリアクションをしましょう。質問しておいて、答えに対するリアクションが薄いと「やっぱりこの人はわたしの話には興味がない」と思われてしまうかもしれません。少しでも良い点を見つけたら、素直に褒めてあげてください。例えば、週末何をしたかという質問に対して「家族で出かけた」と言えば「家族仲良しでうらやましいな」とか、夕飯の話で少し手の込んだ料理であれば、「すごい」とか「おいしそう」といった具合です。

リアクションした後、すぐに自分の話に持ち込まないように気を付けてください。話すのが苦手な人は、ちょっとしたことでまた聞く側に転じてしまいます。もう少し相手の話を膨らませてあげましょう。

4.また質問する

相手の話の中に話を広げるためのヒントはたくさんあります。どんなに小さなキーワードも聞き逃さないようにして、そこからまた質問をしてあげましょう。そうすれば、話がどんどん膨らんでいき、そのうち相手も質問してくれるかもしれません。

この4つのステップを繰り返してみてください。話すのが苦手な人も少しずつ会話に乗ってきてくれるはずです。

まとめ

人との付き合いは本当に難しいものです。親しい友達や、気の合う人であれば、自然と話が盛り上がるかもしれませんが、そうでない時もあります。でも、ちょっとした気配りや、会話の技術を身に着けるだけで、意外と簡単に会話は続けられるものです。

今回の内容が、少しでもみなさんの役に立てればうれしいです。

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