「太ももが太いことがコンプレックス」「ダイエットしてもなかなか太ももが細くならない」「露出が増える季節が苦手」など、太ももの太さについてお悩みの方は多いのではないでしょうか。
どうにかして細くする方法はないものかと、ダイエットやストレッチなどに精を出している方もいるかもしれません。そんな皆様に、短期間で簡単!尚且つ、有効的な太ももを細くする方法をご紹介します!
この記事の目次
太ももが太くなるのはなぜか
「ダイエットやストレッチをしても、なかなか太ももが細くならない」とお悩みの方は、ご自分の太ももタイプをご存じでしょうか。実は、太ももが太くなってしまう原因には様々な理由があり、タイプ別で細くする方法が異なるのです。
いくら頑張っても効果がでないことでお困りの方は、効果的な方法をご存じでない場合があります。今回は、太ももが太くなってしまう原因の中でも代表的な、「むくみ」「脂肪」「筋肉」「姿勢」の4つについてご紹介します。具体的にどのような仕組みで太ももが太くなってしまうのか、紐解いていきましょう。
むくみ
むくみの原因には、血行不良などでリンパの流れが悪くなることが挙げられます。リンパの流れが悪くなると代謝が落ちてしまい、体に水分が貯まってしまいます。これが「むくみ」と言われている現象です。
特に下半身は体の低い位置にあるので、血液を循環させるポンプの役割が弱い傾向にあります。そのため、太ももがむくみやすくなり、太くなってしまうのです。
脂肪太り
リンパの流れが悪くなると老廃物が体内に滞る原因にもなります。その結果、セルライトがつきやすくなってしまいます。セルライトとは、脂肪の周りに老廃物や水分が溜まって塊になってしまったものです。
脂肪をつまんでみると、ボコボコとなって見える部分はありませんか。それがセルライトです。セルライトは、一度塊になってしまうと周りの脂肪細胞がどんどんくっついてしまい、解消することが難しくなってしまいます。
筋肉太り
太ももの筋肉を使うスポーツをしていたり、日頃自転車によく乗っている方などに多いタイプです。筋肉を酷使することが原因になります。筋肉は脂肪と絡み合う場合があり、そうなってしまうと細くすることが通常よりも難しくなります。
また、太ももの筋肉太りには、スポーツ以外にも姿勢の悪さが関係している場合があります。
姿勢
姿勢が悪いと股関節がねじれてしまい、体を支えるために太ももの前面や外側に筋肉がつきやすくなります。また、血行も悪くなるため、代謝が落ちて脂肪がつきやすくなってしまうのです。
他にも、「浮き指」と言われる立ち方が原因とも考えられます。立っている時に足の指が地面についていない状態で、これが癖になってしまっている場合は下半身で体を支える力が働いているため、次第に太ももの筋肉がついていってしまうのです。
タイプを見分けて太ももを細くしよう
太ももが太くなってしまうのには原因があることが分かりましたね。それでは、ご自分の太ももが一体どのタイプなのか解明していきましょう。まずは、足を5秒ほど押して跡が残るか確かめてみてください。跡が残る場合、あなたは「むくみタイプ」です。
次に、足に力を入れた状態で太ももをつまんでみましょう。つまめる部分が多い場合は、「脂肪タイプ」の太もも太りです。つまめない場合は「筋肉タイプ」と思われます。
太ももの裏側にデコボコとしたセルライトがある場合は、「筋肉と脂肪の混合タイプ」の太もも太りです。「姿勢タイプ」は、普段から猫背・反り腰・O脚・X脚の方が該当します。靴のすり減りが左右で違う場合も姿勢が悪いことから起こる現象です。ご自分のタイプは見分けられましたでしょうか。それでは早速、タイプ別に簡単にできる効果的に太ももを細くする方法を実践していきましょう。
むくみタイプの太ももを細くする方法
むくみの解消にはリンパマッサージが効果的です。まずは、より効果を高めるために湯船にゆっくりと浸かって体全体を温めましょう。体を温めることで代謝が上がり、リンパの流れが良くなります。この状態でリンパマッサージをすると、通常よりも効果を高めることができるのです。体が温まったらリンパマッサージをしていきましょう。
やり方には順番があります。まずは、老廃物の排出を促進するために、リンパ節と言われる鼠径部(太ももの付け根にある溝の裏側)・ヒザ裏・足首から始めます。マッサージは、足先から太ももへ向かって行うのが基本です。下から上へ撫でるように優しくマッサージしていきましょう。気持ちが良ければ少し力を入れて行っても問題ありません。お気に入りの香りのクリームやオイルを使いながら、リラックスして行ってみてくださいね。
脂肪タイプの太ももを細くする方法
脂肪の燃焼には有酸素運動が一番効果的です。ストレッチやスクワットが良く取り上げられています。しかし、このような方法は毎日続けていくことが大変だと思います。ですので、今回はとても簡単にテレビを見ながらでもできる方法をご紹介します。
まずは、体育すわりをします。そして、両腕で両足を抱え込みます。両腕でぎゅっと両足に圧力をかけ、そのままの状態で両足を外に開こうとしてください。このように、両腕で負荷をかけた状態のまま、開いたり閉じたりを繰り返します。開いて閉じるという動きをすると、内ももとお尻の筋肉が鍛えられ、太もものストレッチになります。
とても簡単に手軽にできるので、ストレッチやダイエットが長続きしなかったという方にもおススメです。
筋肉の太ももを細くする方法
筋肉タイプの方は、筋肉の中にある脂肪を燃焼しなければなりません。ですので、激しい運動や無酸素運動は逆効果なのです。効果がある方法では、インナーマッスルを使うピラティスやヨガなど有酸素運動がおすすめです。
まずは、自宅で誰でも簡単にできる方法で固まっている筋肉をほぐしていきましょう。両手でこぶしを作り、太ももをトントン叩きます。ゆっくりではなく、リズミカルに叩くようにしましょう。痛気持ち良いぐらいの力加減が目安です。前もも、外ももには筋肉がつきやすいので、念入りに行いましょう。日々の生活習慣で使う筋肉でも、放っておくと固まってしまいます。
ゆっくりお風呂に入りながらマッサージをするなどして、その日に使った筋肉をほぐすようにすると良いでしょう。
姿勢タイプの太ももを細くする方法
正しい姿勢を身につけて改善していきましょう。体を横から見て、耳・肩・太ももの付け根・くるぶしが一直線に並んでいる状態が正しい姿勢となります。姿勢を正すためには、日頃から意識をしておく必要があります。初めは気が付いた時にだけでも正しい姿勢を心がけてみてください。次第に改善へと繋がります。
おへその下に力を入れてお腹をへこませ、骨盤の位置を真っすぐ立てるイメージを意識しておくと背筋がピンと伸びます。正しい姿勢が作れたら、大股で歩幅を広くすることを意識してウォーキングをしてみましょう。この方法で実践すると、歩きながら自然な体重移動ができるので、太ももやお尻を細くするのに効果があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。太ももの太さの原因には種類があることが分かりましたね。種類によって細くする方法が異なるので、自分がどのタイプなのかを把握することがキーポイントです。
今回ご紹介した内容でしたら、簡単で取り組みやすいのではないでしょうか。お風呂での筋肉ほぐしやむくみマッサージは、日頃頑張っているご自分の体を労わることができ、癒し効果も期待できそうですね。お気に入りの入浴剤やクリームを使ったり、好きな音楽を聴きながらなどして、楽しんで続けてみてください。