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黒板をひっかくとでる音はなぜ鳥肌が立つほど不快なのか

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黒板をひっかく不快音

学生時代に黒板をひっかく音を聞いて不快に思ったことはありませんか。誰かが嫌がらせのために面白がってやっているのを聞いたことがある人は多いでしょう。自分からやってみたことがある人も多いはずです。

なぜ、誰もがあんなに嫌がるのだと不思議に思ったことはありませんか。鳥肌が立つほど不快に感じる人が多いことには、何か理由があるはずです。ほとんどの人がその音を聞くと不快に感じてしまうのはなぜでしょうか。

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黒板をひっかく音はなぜ不快に感じるのか

不快音は危険への警鐘

そもそも人の好き嫌いはどこで決められているのかというと、もちろん脳で決められています。脳内にある扁桃体(へんとうたい)という部分が黒板をひっかく音を危険だと感じているのです。

脳が危険であることを察知すると、人間は何らかの行動を起こして危険を回避しようとします。危険だと扁桃体が判断したからこそ誰もが不快に感じ、それに対する行動を起こすよう働きかけます。

しかし、黒板をひっかくだけでは特に危険な目にあうことはないはずです。やっている人の爪がボロボロになることはあるかもしれませんが、聞いているだけならば何の問題もないはずです。

これには動物の進化の過程が大きく関わっており、扁桃体はこれまで自分自身が体験してきたことだけに反応するわけではないのです。人類だけではなく生物が進化している過程で体験してきたことを蓄積して学習しているとさえいわれています。

その蓄積された経験から、この黒板をひっかく音は例えば捕食者が自分を襲うときの声に似ていたり、襲われたときの悲鳴のような声に似ているから、という説もあります。

不快に感じる周波数の帯域

周波数が関係しているとも考えられています。人間が不快に感じる周波数の帯域があり、その帯域内に黒板をひっかく音が含まれているというのです。

これは既に実験も行われており、人間は2000~4000ヘルツの音を不快だと感じるようです。人間が会話で使っている声の周波数はおよそ400~1000ヘルツですので、2000~4000ヘルツは非常に高い音です。

音の好き嫌いは人それぞれではありますが、黒板をひっかく音は人間が不快に感じる周波数であるため、日本人だけの感覚ではなく世界的にも不快に感じて嫌われる音なのです。

脳が不快を予測する先入観

ある実験では「黒板をひっかく音」と「黒板をひっかく音と同じ周波数帯の曲」を被験者が聞き比べました。

すると前者はもちろん不快に感じました。後者も不快には思ったようですが、黒板をひっかく音と同じ周波数帯であることを聞かされてなかったこともあってか、前者ほど不快だとは誰も思わなかったそうです。

つまり、「不快になるぞ…」とすでに脳が思っていることも不快だと感じる要因の一つということです。人間はどうしても知識があるために、どんどん想像してしまいます。

想像するだけで感情が決まることは珍しくはありません。梅干を見るだけでよだれが出るのと同じように、条件反射で絶対に不快だと思ってしまうこともあります。黒板をひっかくそぶりだけでも不快に思うのはこれが原因です。

黒板以外にも不快に感じる音が出るもの

発泡スチロールから出る不快音

黒板をひっかく音は誰もが嫌がる音ですが、他にも不快に思ってしまう音はあります。例えば、発泡スチロール同士を擦り合わせるとゾッとしませんか。

お店でたくさん発泡スチロールを使っているとどうしても発泡スチロール同士が擦れ合うことが多くなります。そのたびにゾッとしている人もいるのではないでしょうか。

マジックから出る不快音

ザラザラした紙にマジックで文字を書いた時もそうです。発泡スチロールではないですが、紙とマジックが擦れるという意味では同じです。

マジックのキーッという音がならないようにするために、マジックで文字を書くときはゆっくり書いてしまうという人もいるかもしれません。

金属から出る不快音

金属音は誰もが不快に感じるのではないでしょうか。電車に乗っている時にキーッというブレーキ音を聞くことがあります。電車の場合は車輪とレールの両方が金属ですから仕方がありませんが、こちらも不快に思う人はいるようです。

子供の時を思い出すと、ブランコに乗っている時にもキーッキーッと音が出るものがあったと思います。これも同じように金属が擦れあって出る音の一つです。

機会から出る不快音

擦れあったときの音ばかり紹介していましたが、不快に感じる音は他にもあります。それは機械の電子音です。

今の時代は家電などの機械を使わない生活はなかなか想像できませんが、機械を操作した時に出るピーッという音を聞くのが嫌だと感じる人もいるようで、なるべく多くの人が不快に思わないようにと、工夫しているメーカーもあるそうです。

同じように、病院の医療機器などはピッピッとよく音が出ますが、これが不快な人もいます。自分が病気や怪我をした時に聞いているからこそ余計に気持ちが沈んでしまうこともあるかもしれません。

それらの音を明るいメロディに変えているものもあるようですが、まだまだそれほど多くはないようです。

まとめ

誰もが聞きたくないほど不快に思う黒板をひっかく音には理由があり、人類の進化の過程や周波数、脳の先入観が関わっているといわれています。

また、不快に思う音は黒板をひっかく音だけではありません。これらの周波数の高い音は生活の中で不意に聞いてしまって鳥肌が立つこともあるでしょう。

周波数帯が関係しているとなると、それも仕方がないと思ってしまいますが、自分が持っているイメージから変えてみると、感じ方も変わるかもしれません。

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