にんにくの効果を更に高めた健康食品、それが黒にんにくです。その名の通りの真っ黒な見た目は、白い普通の生にんにくを発酵し熟成させるという作り方により起こる化学反応です。
単に色が変わるだけではありません。これにより、ポリフェノールやアミノ酸・S-アリルシステインなどの成分の含有量が増加したり、抗酸化作用が高まったりと普通のにんにく以上のさまざまな健康効果が期待できるようになるのです。
この記事の目次
黒にんにくの効果
黒にんにくで得られる効果は本当にたくさんありますので、毎日食べている人たちの目的は人それぞれですが、体質改善という大きな共通点があります。
黒にんにくで疲労回復
特に疲労・体力の回復、免疫力の向上、精力の増強など、毎日を元気に過ごしたい人にはピッタリのアイテムです。これはアミノ酸の一種である「アルギニン」という成分が関係しています。
アルギニンは普通の生にんにくにも含まれていますが、黒にんにくにすることでアルギニンが増加しますので、非常に効率良く摂取することができます。
病気の予防やアンチエイジングも
他にも花粉症・ぜんそく・アトピーなどのアレルギー、高血圧、白内障、関節炎、動脈硬化、糖尿病、肝機能障害などの病気の予防として食べている人もいます。
年令を重ねることで病気になるリスクも高まってくるので、元気なうちから何かしらの対策は必要となってきます。その対策の一つとして黒にんにくは最適で、癌の予防にまで効果があると言われています。
他にもシミやシワ対策、美肌効果、アンチエイジング効果も期待でき、若さを保つためにも大活躍しますので、男性・女性問わず幅広く親しまれているのです。
黒にんにくの作り方
黒にんにくは市販もされていますが、実は自身で簡単に作ることもできます。
黒にんにくは元々、三重県で海女さんたちが身体を温め元気に漁に出られるようにと食べていたものです。そのため素人でも作ることができる簡単な料理なのです。
炊飯器を使うだけ
白いにんにくを高温・多湿に一定期間置いて熟成させるだけなので、最もポピュラーなのは炊飯器を使ったやり方です。
炊飯器の中ににんにくを入れて保温ボタンを押し、3日に1回ほどふたを開けて蒸気を逃がしながら10日間熟成させ、あとは風通しの良い場所で4日から5日ほど干して乾燥させるだけです。
できあがったらビニールに入れて冷蔵庫で保存しておけばいつでも食べられ、常備薬のように利用できます。そのためにも一度にたっぷり作っておくと良いでしょう。
普通にスーパーで売っている国産のにんにくを使用すればよいので材料費は安上がりです。
炊飯器で作る際の注意点
簡単に作れるとはいえ、熟成期間は炊飯器をご飯を炊くために使用できませんし、使い終わったからといってもにんにくのにおいが残ってしまいますので、黒にんにく専用に炊飯器を別で用意する必要があります。
できれば市販の黒にんにくを買って、ある程度試してみて、自身に合うかどうか・続けることができるかどうか先に判断したほうが良いでしょう。
あくまで黒にんにくを長く愛用する人のための作り方なので、自家製黒にんにく作りを始める前に一度試してみた方が無難です。
1日でできるトースターを使う方法
元々、海女さんたちはアルミホイルで包んだにんにくを炭火で焼いて食べていたそうです。
ルーツを意識して、たとえばアルミホイルでつつんだにんにくをオーブントースターの低温で30分から40分焼き、その後ホイルに包んだまま2時間から3時間放置。これを2回から3回繰り返すという方法はいかがでしょうか。
炭火を起こすのは大変ですがトースターなら手軽ですし、アルミホイルでしっかり包んでいる分、炊飯器のときよりも臭いがトースターにつきにくいです。
また、炊飯器と違って直接火があたるため、蒸し焼きのような状態になります。これは海女さんたちのやっていた方法と似ており、本来の効果を十分に得ることができるでしょう。
オーブンレンジでも
オーブンレンジで作ることもできます。こちらはにんにくを新聞紙で包んだ状態でレンジの中に入れてください。同じく30分から40分程度加熱し、焼き終わったらそのままの状態で数時間熟成させます。
再び加熱し熟成、を2回から3回繰り返すのです。焼き芋のようなホクホクとした食感でおいしくいただけるはずです。
10日もかけて炊飯器で作るのは面倒です。それに、わざわざ炊飯器代までかけて作るのはコストがかかりすぎます。トースターやレンジであればそれほど時間はかかりませんので、ぜひ試してみてください。
スーパーの安いにんにくでもいいですが、慣れてきたら是非ちょっといいにんにくを使ってみてください。素材のうまみがギュギュっと凝縮され、さらにおいしい黒にんにくができるでしょう。
素材にこだわった純黒にんにく
健康のために食する以上は素材や成分にもこだわりたいという人におすすめなのが『純黒にんにく(じゅんくろにんにく)』です。
使用されているにんにくが凄い
使われているのは青森県産のLサイズの純黒にんにく。その中でも最高級品種のブランドにんにくである「福地ホワイト六片種」のみを使用しています。
風味が良くてジューシーな食感でお料理のためにわざわざこの品種を選んでいるという名店の店主も多いです。もちろん国産品であり、全無添加製法です。
青森といえばリンゴのイメージが強いかもしれませんが、にんにくは国内生産量の8割を占めている、にんにく県でもあるのです。その中でも最も上質で新鮮なものに徹底的にこだわっているのです。
効果が抜群に高い
原材料はこのにんにくのみです。収穫したらすぐ専用の冷蔵設備で保管し、素材の新鮮さと品質を保ちます。これを独自の遠赤効果で30日以上熟成させて作られました。
普通のにんにくを食べるよりもS-アリルーL-システインが「16倍」・アルギニンが「3倍」・総ポリフェノールが「6倍」にも増加しています。健康と美容のためにぜひ利用してみてください。
国際味覚審査機構でも優秀味覚賞を3つ星金賞受賞しています。モンドセレクションも8年連続受賞しており、そのうち4年連続で金賞を受賞しているのです。世界的にもその品質と味覚が認められ、各種マスコミでも取り上げられる大人気の商品です。
手間をかけて更に美味しく
さまざまな健康効果があると知られていてもなかなか常用できないのは、その臭いが原因の場合が多いようです。
純黒にんにくなら熟成されることでドライプルーンのような味わいになります。食後のにおいもほとんど気になりませんし、胃にもやさしくなりました。みかんのように皮を剥くだけですぐに食べることができる手軽さもあります。
家で作る場合、炊飯器やオーブントースター任せで温度の調整までは不可能です。純黒にんにくは日々の気温や湿度に注意しながら遠赤外線を当て、じっくりと柔らかく仕上げますので、職人たちが毎日手作業で熟成度合いをチェックして完全に熟成させてやっています。
家で作る黒にんにくも、真っ白な普通のにんにくと比べれば十分栄養価も高くなり健康効果は上がるものの、それ以上に素材にこだわり、熟成方法にこだわって作っているのですから栄養価も美味しさも自宅で作る以上のものが期待できるのです。
純黒にんにくの価格
純黒にんにくは1個に6片入っており、6片×6個入りで4,212円。6片×12個入りだと倍お値段で8,424円となるところ、10%引きになり7,776円です。
スーパーで普通ににんにくを買うことを思えば高く感じるかもしれませんが、自分で作る手間を省き、安心安全・美味しさ・成分すべて最高品質にこだわった黒にんにくが食べたいという人にはおすすめです。
お歳暮やお中元などに利用することもできます。フルーツ感覚で手軽に食べることができて健康効果も抜群、ということできっと喜んでいただくことができるのではないでしょうか。ただし、食べやすいとはいえにんにくです。1日に1片から2片程度を目安としてください。
1日に1片食べる場合、12個入りだと6片×12個で72日間分となります。これを約1ヶ月(30日)の価格に換算にすると「1ヶ月に約3,200円程度」となり、この価格で最高品質の黒にんにくが手間や時間をかけずに毎日食べられるということになりますので、非常におすすめです。
まとめ
話題の健康食品黒にんにく。とにかく安く手に入れたいというのであればトースターやレンジで挑戦してみましょう。
とはいえ、忙しい毎日を送って疲れきっているという人にはそれだけでも大変なことであり、本当に黒にんにくが必要な人というのはそういう大変な人かもしれません。
それに、スーパーで買ってきた安いにんにくだと黒にんにく本来の効果は十分に引き出せているとはいえません。
それなら、美味しく高品質な純黒にんにくが手間もかからずおすすめです。黒にんにくでいつまでも若々しく元気に毎日を過ごしましょう。